こんにちは!
nanaです
今回は、ブログ読者さんから「トレードの添削依頼」を頂きまして、
そちらのトレードを見ている中で、「トレードの仕分け」について伝えたいなと思いブログ記事を書きました。
自分が行ったトレードたちというものは、自分のトレードスキルを向上させていくための一番の宝となりますので、
今回の記事を是非とも参考にしてもらいたいと思います。
まずは、今回頂きましたメールのやり取りを紹介しますね。
「
⇒橋詰さんメール
今回は、トレードの添削をして頂きたくメール差し上げました。
もしお時間があればで結構ですのでよろしくお願いします。
何故、今回添削してもらいたくなったのかと言いますと、今月の成績が今までで最悪だからです。笑
割と最近では自信を持ってエントリーできていたにも関わらずだったのでちょっとショックを受けています。
プロの方に自分のトレードを見て貰える事がないのでプロの方が見たらどんな感想をお持ちになるか知りたいです。
画像はすべてトレード時の4Hと日足です。計8トレードで添付画像は計16枚です。矢印でエントリー。
✖で決済です。赤ラインは月足、緑ラインは週足、白ラインは日足か4Hです。決済予定ラインも白のラインです。
基本的にはすべて日足の3波目(5波目)の中で4Hの波が日足のトレンド方向に動き出す所でトレードしています。
⇒nanaメール返信
橋詰さん
一通り見させて頂きました。これらのトレードは、「マル」と「バツ」に仕分けられると思います。
利確=マル
損切=バツ
と捉える方が少なくないと思いますので、何が「マル」で何が「バツ」なのかをお名前は伏せた上で、
ブログ記事で取り上げさせてもらってよろしいでしょうか?
⇒橋詰さんメール返信
添削ありがとうございます。記事に使って頂いて結構です!ただ名前は公表して頂きたいと思います。
自分の考えでは最近の日本では顔や名前を隠す人が多い事を良く思っていません。
自分の行動に責任を持つべく名前は公表して頂きたいと思います、よろしくお願いします。
」
橋詰さんは、僕のトレード手法をマネてくれていて、
日足の流れの中で、4時間足のN字パターンを切り取るトレードを実践されています。
以上のメールやり取りを経て、頂いた8トレード全てを添削していきながら、
僕が持っている相場観、チャートリーディング、考え方をお話しさせてもらいました。
少し長い動画となりましたが、いろいろと大切な要素が盛りだくさんですので、
お時間のある時にでも、ゆっくりとご覧下さいね!
橋詰さんトレード添削(約38分)
※添削動画内容リライト
10.1 audchf ×
問題の原因は自身のコメントの中にありますね。(日足MAの向きが良くなかった)
日足Wボトムからの上昇によってMAが上向きの状態である事を考慮すると、底値からの買い上げが強いと見れます。
(その理由は、超大局で見ると市場最安値ライン到達からのWボトム上昇ですのでね)
10.7 audchf ×
先ほどの局面の続きですね。
環境認識としては先ほどの通りですが、このトレードでの一番の問題は、「感情を入れ込んだトレード」なのかなと。
この局面を下と見て入っている事自体は、4時間足のパターン認識としては間違いではないですけど、
エントリー後すぐ逆行するが、4時間足直近の下落波は崩さす再度下落開始しているにも関わらず同値撤退している。
不安という感情から取った行動なのかなと思います。
トレードに感情が入ると、どんな優秀なトレード手法を手にしたとしても実践で使いこなす事はできません。
なので、トレードルールのシンプル化と規律ある行動が重要になってきます。
このあたりはじっくり真剣に取り組んで頂きたいところになります。
10.7 chfjpy ×
日足前回安値を更新し、下落波継続していくかどうか?の局面ですね。
日足の前回安値で4時間足が跳ね上がり、下落波の売り下げ起点を上抜けしているので、
この先、下落波継続を見込んでの戻り売りというのは見込みにくいです。
10.15 audcad △
日足の状態はよい。前回安値を下抜け後の戻り売り局面。
4時間足の状態もよい。Wトップネックを切った・戻ったの戻り売り局面。
ただし、戻りを売るタイミングが遅め。
4時間足波のテッペンで、MAに抑えられるカタチでWトップ右肩ピンバー出てますよ。
10.15 eurcad △
日足、安値更新後の高値切り下げが見込める局面。ピンバー包み線出た後。カタチはよいです。
1つだけ言うと、日足MAが横ばいなので流れが出ているとは言いにくいかな。
プラス、通貨強弱の観点で見てみるとユーロ高という背景がありました。
パターン認識の観点でいうとこの損切りはしゃ~なしレベルです。
正しい損切りの部類に入れてもいいと思います。
10.15 nzdcad 〇
日足の流れに沿った4時間足の戻り売りでいい局面でのトレード。
早朝の急激な上昇は、パターン認識として事前に予測しようがありません。
この損切りはしゃーなしやと思います。正しい損切り。
10.15 nzdusd 〇
日足前回安値更新後、高値を上抜けることなく包み線から下落の翌日。
先ほどのnzdcadと同じく早朝のニュージー高にたまたまかかっただけですね。
これもしゃーなしです。
1つだけ話しをしておくと、こういった事象を避けようと考える方が居てますが、
そういった思考を持ってしまうと、長い目で見て一貫性あるトレードができなくなってしまいます。
トレードには回避できる負けと回避できない負けがあります。
回避できる負けの原因とはしっかり向き合う必要がありますが、
回避できない負けまで回避しようとリスクを取ることを恐れると、
本来利益を狙うべき局面でも躊躇してしまいトレードができなくなるというケースもありますので、
アタマの片隅に入れておいてくださいね。
10.16 nzdusd 〇
先ほどの続き。
これも、橋詰さんの分析なら売っていく局面でしゃーなしですね。
「2度も損切りにあったが方向は間違ってなかったと思える」事こそ、
長い目で見て、一貫性あるトレードを続ける原動力となり、
手法の優位性を発揮させるスキルになりますので、この気持ちを大切にしてくださいね。
以上、ざっとトレード添削を行いました!
今回の内容を参考に、利確・損切といった結果でトレードを評価するのではなく、
「自分のモノサシ」を基準にしながら、「マル」と「バツ」の仕分けを行っていってください。
そして、「マル」トレードばかりを眺めながら自分のトレードイメージをより強化していくと共に、
「バツ」トレードの中から傾向を探り、撲滅に向けた取り組みを行っていってください。
そうする事で、自分がその時取るべき行動が明確になると共に、不可避の損切を受け入れる事ができるようになり、
必然とトレードスキルの向上が進んでいきますのでね~
ガンバってくださいね!
それではまた!(^^)/
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