コラム「利確は難しい!」

こんにちは!

nanaです

今回は、コラムを少し書きました。

タイトルは、

「利確は難しい」

です。

 

なせ利確は難しいのか?

例えば、自分がトレードを行ったとして、

含み益がどんどん増え出した状態をイメージしてみてください。

 

エントリーを仕掛けた後、

思惑通り、有利な方向に価格が進みだした時に、

人は何を感じるか?

 

【第1段階】

「よっしゃきた!」

「どんどんお金が増えてくよ!やったね!」

「自分のエントリーは正しかった!」

と感じるのではないでしょうか。

 

ただ、その数十分~数時間後。

あれだけ勢いのあった値動きが静まり返り、

ジワジワと価格の逆行が始まり出します。

 

目の前のチャートを見ていると、

あれだけあった含み益が徐々に減っていく・・・

そこでやってくるのが・・・

 

【第2段階】

「あれ?ひょっとして価格の上昇はココで止まるのか?」

「チャートをよく見たら、ココにレジスタンスラインが引けるかも?」

「損をしたくないから、含み益の間にストップを建値に移動しておこうかな?」

「それとも、もう利確しておいた方が損しなくて済みそう!」

という気持ち。

 

その後、値動きによるプレッシャーに押し負けた人は

当初の優位性あるトレードを捨てて、ここでポジションを手仕舞ってしまいます。

 

もしポジションをキープしていたとしても、こういった状態にある自分のココロの中は、

【第3段階】である、

 

「神頼み・・・」

 

です。

 

その後、そのポジションが当初の利確ポイントまで

到達してくれたのかどうかはわかりませんが・・・

エントリー後から、ポジションクローズまで

終始、感情のジェットコースター状態です。

 

ここまで読んで、

「当てはまってるな~」

と感じた方は、

本来の優位性を活かしたトレードが、実戦で実行出来ていない可能性が高いです。

 

第1段階では、

これまで培ってきたテクニカル分析から導き出した優位性に乗り

順風満帆にトレードを開始した状態なのですが、

第2段階の状態では、テクニカル分析とは関係の無い、

「感情」

という、人間らしい思考回路がココロを支配している状態になります。

 

これは何も特別な事ではなく、

人であれば誰にでも当てはまる、ごく自然な反応なんですね。

とはいえ、

トレードを難しくしている一番の原因にもなっています。

 

こういった感情が発生しているようであれば、

いくら、良質な知見に触れて「ホンモノ」の学びを受けたとしても、

いくら、練習(検証)ではその手法を習得出来ていたとしても、

実戦では「欲と恐怖」が入り混じった心理状態でトレードを行う事になるので、

それは、長い目で見て、心身共に散々たる結果になってしまう可能性が高いです。

 

「利確は難しい」を一言で表すと、

「エントリー前は、テクニカル分析により理性的な自分を保てているが、

 エントリー後は、理性がどんどん縮小し【欲と恐怖】の本能が出てくる。」

から、「利確は難しい」のです。

 

トレードは、

「どこでポジションを持つか?」

と共に、

「どうなったらポジションを手仕舞うか?」

も、あらかじめ決めておく必要があり、

それを、何があっても遂行し続ける強さ」

自分自身の内面に創り上げる必要があります。

その行動が出来てこそ初めて、手法の優位性が本当に発揮されます。

 

トレード時に、「感情が出ているな」と感じた時は、

今日の話しを思い出してもらえればと思います。

 

ではまた。

 

※参考記事

利確について考える (ポンドドル+60.3pips オージードル+63.9pips)

利確について考える(ポンドドル+60.3pips オージードル+63.9pips)

 

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