こんにちは!
nanaです
本日は、
チャートを読み解く基本となる「ダウ理論」について話しをしていきます。
内容は知っていても、実践ではなかなか活かす事が難しいダウ理論。
今回の記事では一般的なダウ理論の解釈に、
チャートが描く波に上手く乗っていくための
nana流エッセンスを盛り込んだ実践的な解説をしていきますね。
今から約1年前、
トレードの学びを受けに来た、とある初心者トレーダーさんとの話しの中で、
「これまでダウ理論を知らずにトレードしてた」
という言葉に驚いたのをふと思い出し、今回記事にしてみました。
ちなみにこの方は、その後の学びをしっかりと吸収し
今ではリッパなトレーダーさんに成長されています。
テクニカル分析をされている方なら知らない人はいないぐらい有名な「ダウ理論」
テクニカル分析の基本であり奥義でもある「ダウ理論」
テクニカル分析の土台となるダウ理論の基本的な考え方から
実戦的な活用方法まで、以下ご覧ください!
※今回の記事の理解をより深めるために1つ動画を撮りました。
nana流ダウ理論の考え方をベースとしたリアルトレード動画になりますので、
以下ブログ記事と合わせて確認してくださいね。
2020.7.28 NZDCHF ショート +63.4pips
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チャートが描く波には、
価格の上昇局面である「アップトレンド」と
価格の下落局面である「ダウントレンド」
そのどちらとも言えない「レンジ」があり
これらが日々変化しながらチャートは進んでいます。
トレードを成功させるためには、トレンドに乗るスタイルが王道です。
そして、このトレンドの発生・終了の見極めにこそ儲けるチャンスがあるのです。
以下の模式図は、ダウ理論における「アップトレンド」と「ダウントレンド」
を表す図となり、
・高値と安値がどちらも「切り上がって」いればアップトレンド
・高値と安値がどちらも「切り下がって」いればダウントレンド
と定義づけられています。
ただ、ダウ理論の基本的な知識だけでトレードで稼げるかと言えば
そんなに甘くないのが相場の世界でして・・・( 一一)
ではここで、トレンドについての問題!
ダウ理論の提唱者であるチャールズ・ダウさんは
「トレントは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」
とおっしゃっていますが、
トレンド転換となる「アップトレンド」から「ダウントレンド」に切り替わっていく推移の中で
「トレンド転換シグナル」と認識できるのはどの時点でしょうか?
少しお考えください。
・・・・・
・・・
・
nana流の考えでは、
アップトレンドからダウントレンドへ推移していく場合だと
「アップトレンド中の直近安値(押し安値)を価格が下抜けた時」
を、トレンド転換の可能性アリとして、注目するポイントと見ています。
さてここでまた問題です!
この時点から少し先の未来で考えられる値動きには
どういったパターンがイメージできるでしょうか?
ここは、市場に参加しているあらゆるトレーダーたちの気持ちを想像し
ロングで見ている人のイメージと、ショートで見ている人のイメージ
それぞれの目線で考えてみて下さい。
・・・・・
・・・
・
「ロングで見ている人のイメージ」
これまでずっと価格が上昇していきている中で、一旦価格が安くなった!
安い値位置で買えばまた上がって儲かるのではないか?
(値ごろ感でポジション取りする初心者トレーダー)
「ショートで見ている人のイメージ」
これまでのアップトレンドが崩れてきた!
次の上昇が高値を更新しないようであればダウントレンド形成に向けての下落が始まるのではないか!?
(ダウ理論の考え方で未来の値動きを予測するテクニカルトレーダー)
ここでのポイントは、
「なんとなく上がりそう」
という、感情でトレードしているロング勢に対して
「新たなトレンドの発生をダウ理論によって事前にイメージしている」
という、テクニカルによるショート勢にトレード根拠の違いがあるというところです。
トレードとは、希望を持った当てものゲームではなく、
値動きの事実から未来を予測し、可能性に掛けていくゲームです。
相場の動きというものは
市場参加者が「売買」を繰り返していく結果
上昇すれば下がり、下落すれば上がりと
チャートに波が発生します。
そして、買いと売りの総数によるチカラ関係が変わるときには
流れの変化であるトレンド転換が訪れます。
そういった相場の中で、
現在から少し先に描かれるであろう未来の値動きを一早く予測し、
他の市場参加者より優位な値位置でエントリーを仕掛けるからこそ
儲ける割合を高くできます。
とはいえ、トレンド転換の見極めが早いとギャンブル要素が高くなり
負ける度合いが格段に上がります。
そして、見極めが遅くなればなるほど、新たに発生したトレンドの終了に近づいていくわけでもあり。
なので、早すぎず遅すぎず、ちょうどいい塩梅(アンバイ)で仕掛けるポイント。
それが、トレンド崩壊から次のトレンド発生を見込んでの、N字パターンを使ったエントリーだということです。
この考え方を元にトレードギャラリーを見てもらうと
僕がどういったポイントを優位性の高いポイントと認識しているのか?
が見えてくるかと思いますよ。
「相場は波を描くもの」
買われた相場はいずれ売られ、売られた相場はいずれ買い戻される
これが、売買が繰り返されている相場の原理原則ですので
ダウ理論による、トレンドの発生・終了を見極める考え方を
これからのトレードライフの参考にして頂ければ幸いです。
以下ブログ記事も参考になりますので、合わせてお読みくださいね。
いい波形と悪い波形!(ダウ理論による波形判断)
それではまた! (^^)/
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