損切り(負け)トレードとの向き合い方!

こんにちは!

nanaです

 

今回は、今週のトレードを振り返りながら

「損切りトレード、負けトレードとの向き合い方」

をテーマに、トレードを続けていく上で

最も大切な事を少しお話ししたいと思います。

 

ということで、

今週は僕的に難しく感じた相場状況で、

 

結果としては、計3トレードを行い、

1勝1負1引分でした。

 

そんな中、今週の振り返りトレードは

こちらのトレードをピックアップして解説していきます。

 

2022.12.6 16:30 GBPCHFロング -16.5pips

 

今回紹介するトレードは、結果、損切りの負けトレードとなりましたが、

自分がこれまで行ってきた相場の読み方に沿ったトレードで、

エントリー後、読み通りに順行せず損切りとなったのは仕方がない、

正しい負けだと認識しています。

 

以下の映像で、トレードでの正しい負けを認識するという事が、

永く続けていく上でいかに大切かを話していますので、

トレードを難しく感じている方には特に見て頂きたい内容になっていますよ。

 

▼2022 12 11 損切り(負け)トレードとの向き合い方▼(約21分)

 

トレードで負けを経験した時、

みなさんはどう感じるでしょうか?

 

ここを深く考察する1つの例として、

昨夜、トレードの学びを一緒に学びを深めているコミュニティメンバーと

毎週恒例としている、今週のトレード振り返り会をしている中で、

とあるメンバーのこんなトレードの話がありましたので紹介します。

 

メンバーさんトレード

2022.12.8 15:30 EURUSDロング -12.7pips

(トレードの振り返りとして)

4時間足上昇のN字波をイメージしてのロングエントリーだったが、

損切り後、4時間足に切り下げのトレンドラインが引けるから

ここでのロングはダメだったのではないか?と考えた。

 

この方は、「このトレードについてダメ出しをお願いします!」

とおっしゃりましたので、この方に僕はこうお伝えしました。

 

「エントリー時点で考えていた事があるのに、

その後逆行して損切となった相場の結果を見てから、

エントリー時点での考えを変えてしまってませんか?」

 

と。

 

この方は、4時間足の「切った・戻った・切り返し」を軸としているトレーダーさんでして、

エントリー時にイメージしているのは、

上下逆にはなりますが、これまで幾度と紹介しているこのカタチですね。

4時間足のこのカタチに特化しているこの方の、

現在の成績は調子がいいとの事なのですが、

今回のトレードアウトプットには違和感を感じました。

 

きっとこの方は、

今回のEURUSDチャートがエントリー後スルスルと上昇して利確になっていれば、

それは「当然の結果」だと、

よしよしといった気持ちでトレードを終えていたと思うのですが、

 

今回のように相場が逆行した場合、

結果が損切りとなった場合はどうだっかというと、

 

ココロの中に「後悔」という気持ちが発生し、

その「後悔」を打ち消そうと、普段とは違った相場の読み方を持ち込んで、

負けの理由づけをしたのだと思いました。

 

チャート分析に見落としなどが無かったかを

トレード終了後に点検する事はとても大切な事なのですが、

そこで、

 

「自分が大切にしている、手法の中心軸となる考えを曲げるほど、

その時の相場に合わせた理由づけをしようとしない。」

 

という事が、

一貫性を持った手法・思考で永くトレードを続けていく上で最も大切な事になります。

 

実際のトレードをしていると言う事は、優位性のある一定のトレードルールを持って

やっているはずなのですが、

 

目の前のトレードが損切となった時に、その優位性の考えを曲げてまで、

そこに理由づけしてしまうというそのココロには、

 

「負けたくない」

「損失を回避したい」

 

という不安・恐怖といった感情が発生していると思います。

 

チャート分析によるトレードというのは、

あくまで確率的な優位性を持たせたトレードを一貫して続けるという事で、

その中には避けようとすべきでない必然の負けも必ず存在するという事なのですが、

 

損失を回避したい不安や恐怖といった感情が強くなると、

確率的な優位性でしかないチャート分析に100%の正解を求めようとして、

その場に合わせてコロコロ読み方を変えてしまう事になります。

 

こうなると、チャートの読み方に一貫性が無くなり、

トレーダーの命ともいえる確率論的思考から遠ざかった思考になってしまう。

という大きな問題を抱えるようになるのです。

 

こうなるともう、

答えの無いものに対し永遠と答えを追い求め続け、

その道中は、ツラく険しいものとなるでしょう。

 

いつかココロが折れて、

相場から退場していく日がやってくるかも知れません。

 

先日よりメルマガ登録特典としてお渡ししているセミナー映像を

ご覧になった方はわかると思いますが、

あのセミナーの中で僕がなぜ、

 

「トレードの仕分けをしよう」

 

というテーマで、

 

「正しい勝ち」・「正しい負け」

「間違った勝ち」・「間違った負け」

 

の話をしたのか?

 

そして、僕がトレードスタイルの中核としているのがなぜ、

 

「資金管理」

 

なのか?

 

ここまでの話から、

正しいアプローチによる損切りトレードを

正しい負けトレードだと認識し受け入れる事が、

トレーダーの命ともいえる確率論的思考を持って、

トレードを末永く続けていくための秘訣だという事を、

今回の話でも改めて理解して頂ければ幸いです。

 

ということで、今回は、

 

「損切りトレード、負けトレードとの向き合い方」

 

について、話をさせて頂きました。

 

トレードを続けていく上で最も難しい部分にはなりますが、

最も重要な部分にもなります。

 

今回の話が、

今後のトレードライフの一助になれば幸いです。

 

ではまた!

 

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